今日から秋彼岸に入ります。
毎年、境内墓地にお参りの方が増えているように感じます。
とても嬉しいことです。
参考:境内参道が舗装されました。
今日は彼岸法要がありました。
初彼岸を迎える方々を中心に参列者が集まりました。
はじめに、浄土宗の宗歌である『月影の御詠歌(つきかげのごえいか)』をみんなで歌いました。
↑仏の慈悲は月の光にたとえられます。
さて、お彼岸とはいったいなんでしょう。
お盆の時にお檀家の皆さんにはお配りしましたパンフレットから抜粋してみます。
~~~~~~~
お彼岸
お彼岸は、
春分の日、秋分の日を中日(ちゅうにち)とする
七日間を言います。
この期間には、
私たちが住む迷いの世界(此の岸)を離れて、
悟りの世界(彼の岸)へと到るため、
仏道に励みましょう。
お中日(春分の日と秋分の日)には、
太陽が真東から出て真西に入りますので、
日没の所を感じて、
阿弥陀如来の西方浄土を敬慕するのが
古くからの習わしです。
日本には、
お彼岸にお墓参りをする習慣があります。
お墓参りには家族みんなで行きましょう。
先祖を敬う気持ちが、
子ども達にも自然と育まれ、
日本の大切な習慣を後生に
受け継いでいくことができます。
また、多くのお寺で
お彼岸の法要が行われます。
本堂にお参りし、
ご本尊さまに手を合わせ、
一緒にお念仏を称えましょう。
別冊華頂 お彼岸だより no2 より抜粋
~~~~~~~~~~~~
お彼岸は先祖参りや周りの人に善を施すと良いとされる期間です。
この間の善は、他の時期の善より功徳があるとされます。
善を施すとは、相手に「ありがとう」と感謝される事です。
お彼岸は1週間あります。
ぜひこの期間に、
一つでも善を施しましょう。
参考:昨年の秋彼岸 はどうだった??
(2015.09.19)