東日本大震災から今日で2年がたちました。
未曾有の天災。
かつてない規模の地震とそのあと襲った大津波。
一瞬にして18000人以上の命が奪われました。
ある方が言いました。
この震災で約2万人の方がなくなったとみんな言っているが
私は、この震災で約2万件の家族に悲しみが残った、と思うと。
そうです、いとおしい人を亡くした家族は
ずっとその悲しみを抱えながら生きていかなければなりません。
亡くなった方はきっと、残した家族友人が
幸せになってくれることを願っていると思います。
悲しいけれども前を向いて、
少しでも明るく元気に生きなければいけないと思います。
お寺にご縁のある先だった家族のある方々も同じです。
さきに亡くなった方の分までしっかり生きる。
これが本当の供養だと思います。
法蔵寺では、
先日「日曜あさまいり」において、震災で亡くなった方の3回忌法要を務めました。
更に、本日3月11日14時46分に、黙とうのあと、追悼の鐘(梵鐘)を鳴らしました。
一刻もはやい震災の傷の復興を願うととともに、
多くの方の、前向きに生きるお手伝いを出来ればと
切に願っています。
南無阿弥陀仏
(2013.03.11)