赤門の寺 法蔵寺

お知らせ

お十夜無事成満~新総代就任~
法蔵寺の伝統行事であり、毎年恒例の十日十夜会が
11月5日夜から15日朝まで行われ、無事に終わりました。
11日(日)には県内の僧侶、総代様各位のご参集のもと、
十夜大法要が行われました。
大祭の当日は天候に恵まれ、
多くの参詣者で境内がにぎわいました。

大法要に先立ち、本堂内において
新総代となられた、大渡の大貫徳ヱ門さまの就任報告、ならびに総代袈裟授与が行われました。
いままでお勤めいただきました、大貫治隆さまのご退任を受けての新任です。
大貫治隆さまには大変お世話になりました。
また大貫徳ヱ門さまには、檀信徒の代表として、これからいろいろとお世話になります。

境内では、十夜のご志納受付の際、小豆粥のお振る舞いがありました。
昔からこれをいただくと、無病で過ごせると言い伝えられる縁起ものです。
また、十夜は厄除けの黄札が配られます。
家の目立つところにお飾りし、難が我が家に来ないよう願いましょう。

本堂内の法要では、無病息災、大願成就の大数珠繰りが行われました。
大数珠が持てないくらいの人が集まり、それぞれの願いを込め、数珠を回していました。
また法要で、皆様からお預かりした写経が奉納されました。
それぞれの願いが叶うよう祈願しました。

秋のお十夜は、報恩感謝の行事です。
農家の方は収穫に感謝し、一般の方は命の源である親や先祖に感謝する大切な機会です。
ぜひ来年は法蔵寺にお参りしてください。

(2018.11.15)