暑い日が続いています。
お盆が近づき、お墓掃除の方も増えてきました。
さて、毎年恒例ですが
法蔵寺では8月に「地獄絵図」を本堂内に飾る伝統があります。
正確には『十王絵図(じゅうおうえず)』といいます。
針の山、血の池地獄、閻魔様・・・など合計10幅描かれています。
かつては、お盆になると家族で地獄絵図をみて、
特にお子様に、悪いことをしたらこうなるよ!と教えていました。
いまも、見ると怖くて泣き出すお子様がいます。
何事も「理由」や「仕組み」がどうの、という時代になっていますが、
悪いことをすると、悪いことがあるという「印象」を持つことも
忘れてはいけない教えではないかと思います。
ぜひお盆のお参りの際には法蔵寺の「地獄絵図」をご覧になってください。
本堂内へ自由に出入りできるようになっています。(~16日まで。午前8時~午後4時まで)
合掌
(2024.08.08)