朝晩がだんだん肌寒くなってきました。
法蔵寺から40分ほど北に行くと(そこも日光市ですが・・・)朝は5℃だそうです。
11月になると法蔵寺では「十夜(じゅうや)」が行われます。
はるか昔の鎌倉時代、時の後土御門天皇が「十夜」の功徳の尊さに感動し、浄土宗の寺院に「十夜」を勤めるように勅命を下しました。それを受けて、全国の拠点寺院にその命が伝えられました。
当時「中本山」の位のあった法蔵寺は江戸時代に入ってからと伝わりますが、「十夜」をその名の通り「十日間」行うようにと命ぜられました。
それ以来、数百年続く伝統行事です。
主に寺院内部での連日法要がメインですが、「大祭」と言われる、今年は11月10日(日)に参詣者を交えて法要を行います。
法要では、一子相伝の「双盤念仏(そうばんねんぶつ)」が披露され、参詣者と共に行う「大念珠回し」で無病息災を願い、念仏の教えに感謝を示します。
令和6年11月10日(日)午後1時開式 法蔵寺本堂
※ どなたでも参加できます。
※ 先着順に「祈願赤飯」をお配りします。
ぜひ功徳を受けにお参りください。