ようやく気候も安定しきたように感じます。
でも朝晩はまだ寒いですね。
今朝は境内で
キジバトとキジが元気に鳴いていました。
カエルも大合唱です。
農作業に携わる方々は大忙しの時期と思います。
境内は静かです。
先日、東日本大震災で被害をうけた
お寺の参道脇にある
「車参道」という道しるべが
石屋さんのご好意できれいに直りました。
![](/userfiles/images/IMG00799.jpg)
震災から2年以上たったわけですが
表からみるときれいに復興していますが、
境内をよく見ると
あちこちに傷跡が残っています。
先日東北に行く機会がありました。
海岸線を見ましたが、
あちこちに土台だけの家々がありました。
傷跡ははっきり残っています。
でもそれ以上に心の傷が深く残っていることでしょう。
私たちは目に見える物はよく気がつきます。
でも目に見えない物の方が
大切な物が多いというのが仏様の教えです。
言葉や経験もそうです。
心の傷は目に見える物以上に痛く、深い。
言葉の暴力は、いつまでもその受けた人の心に残ります。
見えない物に心を傾ける、思いを馳せる。
これは「おもいやり」です。
それに気づかせてくれるのは
一つに、ご先祖さん参りや法事や季節仏行事など
お寺で行う行為があると思います。
目に見えない物に手を合わせる
それだけで今までと違った自分が見えてくるはずです。
いま境内は様々な花であふれています。
花見に行こう!でもいいです。
ぜひお寺に足を運んでみてはいかがでしょうか(^^)