いま元気に頑張っているのも、
ありがたい人生を生きられるもの
自分に命をくれた親や祖先のおかげです。
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法蔵寺では年に何度かの年中行事で
祖先の御霊(みたま)や生前のご恩に
手を合わせる機会を持つよう
お話させていただいていますが、
お盆は自身の祖先が
家に戻ってくる特別な機会です。
現在は、忙しく生きる中で唯一の休暇ということもあるのでしょう、
お盆は「骨休め」「遊ぶいい機会」ととらえている方もいらっしゃるかと思います。
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それはそれで構わないと思います。
ただ、何のためにお盆を多くのところで休みにしているか?
昔から、多くの方がお盆に実家のお墓参りをする習慣が
しかも全国であるから、どうせ休みを設けるならと
多くの会社が休みをお盆に持ってきた。
最低でも、年に1度だけでも、
感謝の心を持つ機会をもって!という先人達の思いを
忘れてはいけません。
遊びに行く時も
ぜひ、家族で、心の中ででもいいから手を合わせて
出かけていただきたいものです。
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法蔵寺では、13日から15日のお盆の間に
今年初盆を迎えるご家庭にお参りします。
お盆の「棚経(たなぎょう)」といいます。
一軒一軒初盆のお経をあげて歩きます。
これは、昔からの恒例行事ですが、
とてもいいことです。
なにがいいかというと
お坊さんが自宅に行く機会はなかなかありません。
たっぷり時間があるわけではないのですが、
お茶でも飲みながら、
いろいろな疑問を直接聞き、お応えできます。
お寺に来たときには聞きずらいことも
自宅では聞けることが多いようです。
今年初盆を迎えるご家庭は
ぜひこの機会に、なんでも質問してみてください。
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そして8月16日は
これも恒例の「お施餓鬼大法要」です。
時間は1時から本堂で行います。
法要では、法蔵寺にご縁のある方々の
胸の内にある「慈悲(じひ)の心」(=他人に”ありがとう”と言われたい心)を
生きとし生けるもの、
縁あるなしにかかわらず
仏教のお作法で、広く「ほどこし」ます。
「ほどこし」は最高の功徳です。
ぜひお参りし、臨場感ある「ほどこし」を一緒にしましょう!
また、お施餓鬼大法要の16日には
「ユネスコ平和の鐘」を境内で行います。
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法蔵寺の鐘を鳴らすことで
地域をはじめ日本が、さらには世界が
平和に、幸せになるよう願いをかけます。
「ユネスコ」はご存知ですね。
最近では「富士山」をはじめ、世界遺産が有名ですが、
いろいろなものを通して
心も、世界も平和にしようというものです。
当日は午後1時すぎ位からしばらく鐘を撞きます。
参加者の皆さんが撞くことができます。
もちろん無料です。
ぜひご参加ください(^^)