9月というと、仲秋(ちゅうしゅう)の名月。
いわゆる 十五夜お月さま ですね。
それに、秋のお彼岸がやってきます。
秋彼岸は、
9月20日(金)~26日(木)
の計7日間です。
法蔵寺では彼岸期間に先立ちまして
彼岸法要(ひがんほうよう)
・初彼岸法要(はつひがんほうよう)
を9月15日(日)午前11時~
本堂にて行います。
この秋彼岸で初彼岸を迎える方は
本堂にお参り下さい(^^)
彼岸(ひがん)は、
ご存じの方も多いかと思いますが、
我々、この世(今自分が生きている世界=こちら岸=此岸=しがん)に生きる自分が
生きている充実感「よろこび」を感じるために、
忙しくてなかなかできない「善(ぜん)」を積む期間です。
善を積んだ究極の姿が
彼岸(ひがん=彼の岸=向こう岸=仏の悟りの世界)です。
ですから彼岸にあこがれて此岸でがんばるとき
それが彼岸の1週間です。
この世で成功を収めた人たちが
いままでで一番うれしかったことは?
と聞かれると、
ほとんどの方が
人のお役にたてたこと。(人に喜んでもらえたこと)
と答えるそうです。
てっきりお金がたくさん自由になったこと
とか
立派な人と交流できたこと
などかなぁと勝手に思ったので意外です(^^;
もちろんそういう面もあるかと思いますが
一番ではないんですね。
その人が喜ぶこと、
喜ばれることを、
仏教では「善」といいます。
人に喜んでもらうにはいろいろな形があると思います。
自分に合った形で
多くの方に喜んでもらえればいいですね(^^)
お墓参りも心が豊かになる一つの方法です。
時間をみつけて、
ぜひご先祖様をお参りしてみてください。
(2013.09.09)