今朝は天気予報通り、
大変な天気になっています。
台風の直撃です。
各地に被害が出ているようです。
よくよく注意しましょう。
さて、昨日9月15日(日)午前11時より
法蔵寺彼岸法要が行われました。
あいにくの雨にもかかわらず
総代さん、初彼岸を迎える方など
多くの方のお参りの中
無事に法要(ほうよう=仏教の儀式)をお勤めできました。
↑ 始まった頃は大変な大雨でした・・・・・
法要に先立ちまして
参詣者みんなで
法蔵寺の宗旨である浄土宗の歌(宗歌=しゅうか)を合掌しました。
浄土宗の宗歌=月影(つきかげ)の御詠歌
月影の いたらぬ里は なけれども
ながむる人の こころにぞすむ
(大意:月の光は、どんなところでもへだてなく照らしていますが、
その光に気付き、美しいと仰ぎ見る人の心の中にこそ、
美しく澄みわたるものでしょう。)
↑ 太陽とはまた違ったやさしい光が「仏の慈悲」とたとえられます。
併せて彼岸の御和讃(ごわさん=仏教の教えをわかりやすく歌にしたもの)も
みんなでお唱えしました。
法蔵寺の彼岸法要は
年2回、春と秋に行われますが
そのほかのお盆やお十夜、通常の法事と違って
和文(わぶん=日本語になおしたお経)を入れてお勤めします。
※通常のお経は漢字ばかりの「漢文(かんぶん)」です。
いつもと違った雰囲気で
法要に参加できます(^^)
法蔵寺の季節行事は
毎回ご参列しても
違った雰囲気を体感できる様にしています。
ちなみに、
11月には、法蔵寺伝統の「十日十夜会(じゅうにちじゅうやえ)」があります。
みなさんがお参りすると
けんちん汁と小豆粥(あずきがゆ)をたべ、
無病息災の御利益があるという、あの行事です。
↑ 仏様と間接的にふれあうことができる「御柱(おんばしら)」が立ちます。
10日間続く行事ですが、
その中の大法要が
今年は11月10日(日)の予定です。
その法要では
大きなお数珠、百万遍(ひゃくまんべん)の大数珠を
大勢で協力し、念仏を称えながら回します。
↑ 大きいです(^^;
無病息災と、地域の安寧(あんねい=平和)に御利益があると言われています。
ぜひ法蔵寺の季節行事にご参加し、
日本に昔から有る「いいもの」に触れてみて下さい(^^)
(2013.09.16)