鬼怒川温泉にある旅館ホテルの女将会主催の
ひな祭りイベントに行ってきました。
春とはいえ
まだまだ寒い鬼怒川温泉で
女将さんたちが着物姿で出迎えてくれました。
間口があまり広くない会場だったので
観光客からすると、声掛けされないと見過ごしてしまう感じでした。
でも中に入るとびっくり!
所狭しと、でも考えられた演出で
つるし雛が沢山下げられていました。
色鮮やかな雛たち
おき場所や敷く畳などで風情をきれいに演出してありました。
会場にあった説明書きを手に取ると
雛にはそれぞれ
縁起や願いをこめた“意味”があることがわかりました。
たとえば
唐辛子の形:虫除けの効果があり、赤ちゃんに悪い虫がつかないように願う
三角形の雛:薬の袋、香袋をイメージ。病が治ることを願う
などです。
他にも、
ももや花、サルや俵ねずみ、わらじなど
いろいろ形がありました。
旅館やホテルの女将さんといえば
朝から晩までいそがしく、
でも笑顔でお客さんをもてなす
という印象があったので
いつ作る時間があったのだろう?
と思ってしまいました。
会場のある女将さんにお話を伺うと
1年くらい前から、ちょっとちょっと作りました!と。
積み重ねはすごいなとしみじみ感心しました(^^;
時間はあっという間にすぎてしまいます。
こつこつつかっても、だらだらと使っても
同じように過ぎていきます。
どんなことでも、ちょっとずつの積み重ね
これが大きな成果につながるかもしれません。
ぜひ一瞬一瞬の今を、
大切に使いたい、そんな気持ちになりました。
(2013.03.05)