年中行事と催し

年中行事

法蔵寺の年中行事をご案内いたします。

1月

  • 元旦修正会(しゅしょうえ) / 1月1日
  • 大般若祈祷(だいはんにゃきとう) / 1月1日
  • 秘仏なでほとけ「如意輪観世音菩薩像」ご開帳 / 1月1日
  • 地蔵尊「守護札」頒布 / 1月1日

3月

  • 春彼岸法要(はるひがんほうよう)/ 3月中旬
  • 春季彼岸会(しゅんきひがんえ:春彼岸)

4月

  • さくらまつり・雅楽演奏会 / 4月第1又は第2日曜日

8月

  • 盂蘭盆会(うらぼんえ:お盆)/ 8月13日~15日
  • 施餓鬼会(せがきえ)/ 8月16日

9月

  • 秋彼岸法要(あきひがんほうよう)/ 9月中旬
  • 秋季彼岸会(しゅうきひがんえ:秋彼岸)/ 9月20日~26日

10月

  • 秋まつり・雅楽演奏会 / 10月第1又は第2日曜日

11月

  • 十日十夜会(じゅうにちじゅうやえ:お十夜)/ 11月5日~15日
  • 十夜大法要(じゅうやだいほうよう)・写経奉納法要/ 11月中旬

12月

  • 除夜の鐘(じょやのかね)・淨焚会(じょうぼんえ:お焚き上げ)/ 12月31日

年間の催し

法蔵寺の年間の催しをご案内いたします。

1

January

1日
元旦修正会(しゅしょうえ)
大般若祈祷(だいはんにゃきとう)
秘仏なでほとけ「如意輪観世音菩薩像」ご開帳

新年最初の祈願法要です。ご本尊様に年始のご挨拶と本年の御加護を願います。秘仏「如意輪観音(なでほとけ)」が御開帳になります。除夜の鐘に引き続き行われ、参列者限定で「観音札」が授与されます。

1日
地蔵尊「守護札」頒布(じぞうそんしゅごふだはんぷ)

子授・子育・延命に霊験がある「地蔵尊守護札」をお分けいたします。

除夜の鐘開催時より正月三が日限定です。(1体300円)

3

March

中旬
春彼岸法要(はるひがんほうよう)

春季彼岸期間を迎える直前の日曜日に催されます。檀信徒総代さま、初彼岸を迎える方などが集まり法要が営まれます。法要の導師による塔婆1本ずつの拝受回向があります。

17日~23日
春季彼岸会(しゅんきひがんえ:春彼岸)

「彼岸」は、仏様や仏の世界(浄土=彼岸)など尊いものに敬いの気持ちを示す、聖徳太子の時代から続く大切な行事です。期間中1度でもご先祖様やご本尊様や尊いものに手を合わせる機会を持ちましょう。

4

April

第1日曜日
さくらまつり・春の雅楽演奏会

境内のしだれ桜が満開を迎える4月に「さくらまつり」が開催されます。境内の桜の中で、雅楽演奏を披露いたします。この日参詣者に福をもたらす『開運がらまき』が行われます。

またこの日、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事「花まつり」も開催します。釈迦像に甘茶をかけて仏様(お釈迦様)の誕生を祝います。

※ 桜の開花期間は夜間ライトアップをいたします。
※ 第1日曜があまりに早い年は、桜の開花を考慮し第2日曜開催となります。

8

August

13日~15日
盂蘭盆会(うらぼんえ:お盆)

8月13日~15日はお盆(旧盆)です。正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)といい、祖先の御霊(みたま)が自宅に帰ってくる時です。お盆の期間は、なるべく自宅にいるようにし、祖先と共に過ごしましょう。自身の命の由来を知る(伝える)いい機会です。

13日は迎え盆(むかえぼん)、15日又は16日が送り盆(おくりぼん)です。

16日
施餓鬼会(せがきえ:お施餓鬼)

単に「セガキ」とも言います。ご縁のあるないに関わらず、生きとし生けるものすべてに施しの心をもち、供養をします。施しの心を持つことは、自身の徳を高め、幸せへとつながります。ぜひ施餓鬼の行事に参加し、徳を積みましょう。

法蔵寺では、全檀家の方が塔婆供養を行います。

9

September

中旬
秋季彼岸法要(しゅうきひがんほうよう)

秋季彼岸期間(9月20日~26日)を迎える直前の日曜日に開催されます。春彼岸と同様に、檀信徒総代さま、法蔵寺ご縁の方々がお参りに集まります。秋に初彼岸を迎える方は、初彼岸供養を受けます。法要の導師による塔婆1本ずつの拝受回向があります。

20日~26日
秋季彼岸会(しゅうきひがんえ:秋彼岸)

秋分の日を中日(ちゅうにち)に、前後3日間が秋の彼岸です。春同様に尊いものに敬いの気持ちを持つ機会です。敬いの心が失われつつある現代にこそ、残ってほしい習慣の一つです。

ぜひ、祖先をお参りし、まだ菩提寺を参拝し、心穏やかになりましょう。

10

October

第1日曜日
秋まつり・雅楽演奏会

暑さがおさまる気候の良い10月に、法蔵寺では「あきまつり」が開催されます。雅楽の演奏を披露し、有志出店の屋台を楽しみます。

秋の演奏会の後には、「お楽しみ抽選会」を行います。この時ならではの限定品がだされます。参加観覧無料です。

※秋の諸行事の関係で、第2日曜日開催となることもあります。

11

Nobember

5日~15日
十日十夜会(じゅうにちじゅうやえ:お十夜)

「お十夜」と呼ばれ親しまれている行事です。法蔵寺は古来より「十夜伝承」を命ぜられた数少ない寺です。伝統に基づき、10日間法要をお勤めいたします。この間「一子相伝双盤(そうばん)念仏」が奉納されます。

また本堂前に「御柱(おんばしら・大角トーバ)」が立てられ、ご本尊阿弥陀如来と「善の綱」で結ばれます。御柱に触れれば、仏様と直接のご縁を結ぶことができます。

中旬
十夜大法要・写経奉納法要

十日十夜会(お十夜)のメインイベントです。十夜期間後半の日曜日に開催されます。法要では、僧侶と参詣者が協力し、無病息災を願う「大数珠回し」を行われます。同時に本年納められた写経をご本尊様にご奉納します。秋の収穫を感謝する『感謝祭』としても伝わっており、古くは奉納米を使った「小豆粥(あずきがゆ)」が振舞われていましたが、現在は「祈願赤飯」が振舞われます。(先着順)

12

December

31日
除夜の鐘・淨焚会(じょうぼんえ:お焚き上げ)

大晦日午後11時半より行われます。本年積もり積もった「煩悩」を鐘の音で浄化します。

※煩悩とは、私たちが悩んだり苦しんだりする種のこと。広義で「欲」とも言います。「欲」は心を狂わせ、身を焼きこがします。

除夜の鐘では「淨焚会」(お焚き上げ)を行います。縁起物をお預かりし、淨火に当てます。除夜の鐘に参詣の方から縁起物をお預かりします。(※)

除夜の鐘では、赤門にちなんだ「朱の破魔矢」が頒布されます。

※不燃物、大型のものはお受けできません。


 鳳笙(ほうしょう)・横笛(おうてき)・篳篥(ひちりき)という3種の楽器で演奏します。曲の伝承ルートの違いから、横笛は、龍笛(りゅうてき)・高麗笛(こまぶえ)・神楽笛(かぐらぶえ)を使い分けます。他に、楽太鼓(がくだいこ)・鉦鼓(しょうこ)・鞨鼓(かっこ)・楽琵琶(がくびわ)・楽箏(がくそう)などの打楽器、弦楽器を使用します。

 楽器だけで演奏する「管弦(かんげん)」と舞を伴う「舞楽(ぶがく)」、さらに管弦に歌を付けた「歌物(うたもの)」がなどあります。

 1000年以上正確な音楽を伝承するために、楽家(がっけ)と呼ばれる雅楽専門の家系がつくられました。その家系は、宮内庁式部職(しきぶしょく)の国家公務員として現在も継承されています。これらの雅楽を継承する方々は「人間国宝」に指定されています。

 雅楽は、かつては国の儀式のための音楽であり、主に宮廷で演奏されていました。平安時代に、貴族の「たしなみ」として広く流通し、現在では寺院や神社の儀式・法要を中心にわりと耳にするものとなりました。

 音楽の完成度・舞踊の型・自然を生かした楽器・独特の装束など、日本人の叡智、感性、美意識の結晶であり、また、現存する世界最古のオーケストラとも言われ、日本を代表する、世界に誇れる総合芸術といえます。

また、法蔵寺の宗旨である「浄土宗」におきましても古い記録が残っています。

浄土宗元祖である法然上人の御伝記、『法然上人行状絵図(48巻伝)』※(第9巻)には、文治4年(1188)8月14日から9月12日迄の写経会(発起人:第77代後白河法皇)において、その最終日12日午前10時頃に「十天楽(じってんらく)」という曲を奉し、導師下高座の際には「干秋楽(せんしゅうらく)」という曲目も奏じてあると記されています。

※この絵図は、世界最長の絵物語として「ギネスブック」に記載されています。

のりがおか雅楽会とは

古都京都で雅楽を伝承する京都市比賣(いちひめ)神社主催
「いちひめ雅楽会」の栃木支部として2000年に開会しました

全国にある雅楽会の多くは、僧侶や神職で構成されていますが、当会は一般の方が多く所属しています。「だれでも・気軽に・楽しく」日本の文化に触れていただくことが目標です。

雅楽の演奏で楽しむのはもちろん、近隣観光地、教育機関、県や市の催しで演奏を披露するなど幅広く活動しています。

東京藝術大学出身で、人間国宝である宮内庁楽部の先生方と一緒に活動しているプロの先生に指導を仰いでいます。楽しい中にも、上を目指せる環境です。ぜひ「のりがおか雅楽会」で一緒に雅楽を楽しみましょう。

稽古日

毎週水曜日 午後7時~8時30分まで

月謝

5000円

備考

会員規約があります。ご同意の上会員となれます。オンラインレッスンは東京のプロの先生にご指導いただきます。

演奏会

  • 4月第1又は第2日曜「さくらまつり」
  • 10月第1又は第2日曜「秋の雅楽演奏会」

お問い合わせ

ご不明な点は、お電話、メールフォームからお問い合わせください

〒321-2411 栃木県日光市大桑町270

お電話でのお問い合わせ