念仏・瞑想体験

無心の中で研ぎ澄まされた五感で仏の教え・世界を感じ、心をリフレッシュします。

念仏・瞑想体験について

サンスクリットという古いインドの言葉があります。日本語に置き換えることが出来ずそのまま音写したのが『南無阿弥陀仏・ナムアミダブツ』なのです。お念仏は、言葉の響きによって意識を変える最もすぐれた仏道の実践行です。『南無』とは一切をゆだねる言葉『お願いします』『お任せします』という念で、ここに無我の響きがすべて込められるわけです。

阿弥陀仏は、全ての衆生を救うと誓いを立て、遥かな修行の末悟りを得られました。そして仏に到るまでの一切功徳を、お念仏に込めました。人々を護り救う呼びかけであるとともに、大きな功徳を得る(善を積む)。これがお念仏です。

特に浄土の経典によりますと、「四十八の願いを阿弥陀仏というその名に込めて永遠の救いの因縁にした」と書かれています。また、その御名を称えると、仏さまの十二の光にふれる事が出来ると書かれています。

  1. だれでもできる行
  2. どこでもできる行
  3. いつでもできる行

そして、その行が無我につながり、自己の中に救いを見出し、死後の世界の安楽を約束してくれる、完全な悟りに自然に導かれることが私たちにとってどんなに有難いかわかります。

また、念仏は極楽浄土と直結しています。このくらい浄土と因縁の深い言葉はほかにありません。ですから南無阿弥陀仏と心を込めて称えていますと、自然と浄土の事を思い出します。そして浄土に向かっての旅が、この「人生」という修業の場とわかります。念仏を一生懸命称えると極楽浄土が動き始めます。仏さまが働き始めます。

仏さまがとても喜ばれるからでしょう。不思議な事だけど本当にそうなのです。

また瞑想は古くから心と体を整えるのに欠かせない行です。
日常の喧騒を離れ、心を無にし、呼吸を整えることで心が整います。

ぜひ体験してみてください。

念仏・瞑想体験の概要

日時 いつでもお受けしています。
(要予約 9:00~15:00)
持ち物 特に持ち物はありません。
(教本は無料貸し出し)
体験料 1,000円
内容 【念仏体験】
お念仏の心を説いた「一枚起請文」を拝読し、その後15分ほどお念仏をお唱えします。

【瞑想体験】
「般若心経」を拝読し、その後円座に座し、呼吸を整え15分ほど瞑想します。

※ 行事、法要等の諸事情によりお受けできない場合もございます。

その他の体験

法蔵寺では様々なかたちで、功徳が得られたり、厄を払ったりすることができます。

摩尼車
(まにぐるま)

車を一周回すことで、仏教の経典をすべて拝読した功徳が積めるといわれます。チベットや東南アジアでは一般的なものです。

厄割玉
(やくわりだま)

厄割玉にある穴に厄(禍い)を吹き込み、それを的に当てて割ることで、厄を祓います。

赤門うらない
(あかもんうらない)

願い玉に願いを吹き込み、それを石造りの赤門に投げます。願い玉が割れずに門をくぐれば願いが叶うとされます。

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