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法蔵寺は戊辰戦争の時に、官軍により焼き討ちにあっています。立地環境が、立てこもると強固な要塞になる可能性があるからとのことでした。ただ官軍は神仏に畏(おそ)れを抱いていた為、ご本尊像と過去帳は持ち出すことが許されました。現在は、戊辰戦争で焼け残った「樫の木」が戦争の遺蹟です。戦争にも耐え、あちこちから芽吹いた強さから、「勝守り」の尊体として伝えられています。
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現在の法蔵寺境内には、新田家の供養碑や塔はありません。江戸以前、現在地への移転前はありましたが、いろいろ理由があったのでしょう、江戸以降はありません。しかし、法蔵寺の由緒から新田家の供養碑がないのはおかしいので、現在建立を計画中です。
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法蔵寺には、戊辰戦争で焼き討ちにあった後でも、いろいろ残り伝えられています。主なものは、子育て子授け地蔵尊(無事成長・子宝地蔵)、病気平癒如意輪観音(無病息災・さすり観音)、勝ち守樫の木、導き地蔵尊などがあります。ご本尊阿弥陀如来は、五穀豊穣、現世守護の仏として古くから信仰を集めていました。これら諸仏諸菩薩に由来した祈願を、法蔵寺は行っております。いつでもご相談下さい。
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法蔵寺は、浄土宗という鎌倉時代末期に法然上人が開かれた宗旨です。浄土宗は昔、松平親忠(まつだいらちかただ=徳川家康公の7代前の方)公により庇護されました。そして江戸になり、家康公が時の浄土宗大僧正に深く帰依したことから、徳川本家葵(本家三つ葉葵)を宗紋として使用することが認められました。それ以来、徳川家とは縁が深い関係を保っています。
ちなみに、浄土宗の宗紋は、「三つ葉葵」のほかに「月影杏葉(つきかげぎょよう)」があります。 -
どなたでもいつでも撞けます。法蔵寺の釣り鐘は多くの方の願いを溶かし込んで作ってあります。撞くことで功徳が積めるので、どなたにでも撞いていただいております。なお、毎年8月16日の施餓鬼会では、「ユネスコの平和の鐘」が開催されます。そのときには多くの方と一緒に鐘をつくことができます。
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法蔵寺の行事は一切入場料はかかりません。さくらまつり、年間行事、一切無料で、どなたでもお越しいただけます。予約、入場券、事前連絡なども必要ありません。駐車場はございますが、限りがございます。なるべくお早めにお越しになり、係りの誘導に従ってご駐車ください。
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「さくらまつり」は毎年4月第2日曜日に開催しています。過去にご来場の方には、現在ハガキにてご案内していますが、毎年決まった日時に行っておりますので、是非予定をお組になりお越し下さい。
さくらの開花状況ですが、ホームページ上のブログで、また近隣の方には、法蔵寺の掲示板にて状況をお知らせします。ライトアップの実施についても随時お知らせします。
(ライトアップ実施は18:00~21:00。雨天中止です。) -
もちろん大丈夫です。ぜひ多くの行事にご参加いただき、何かを感じていただければ幸いです。一人でも多くの方に足を運んでいただくことが、法蔵寺の喜びです。
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新年祈願の時に、本堂内にお参りした方なら、どなたでもお受けになれます。このお札は、お参りいただいた功徳で、無料です。
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永代供養の対象になります。遠方ご家族のご了解の上、永代生前ご予約をします。後年ご葬儀後、ご遺骨をお持ちになっていただき、法和殿でのご安置となります。
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永代供養の対象となります。ご家族でよく話し合いの上、ご生前予約をします。後年ご葬儀後、ご遺骨をおもちになっていただき、法和殿でのご安置となります。
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法和殿にご安置することは可能です。永代供養のご契約をしていただきますが、その場合、年忌供養法要などは追加ご負担なく希望により執り行うことができます。なお供養する故人が増える場合には別途永代供養のご契約となります。1基お祀り後、同基にお骨追加はできません。
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ご自身がご先祖様と一緒に永代供養するか、ご先祖様をまず永代供養をするかを選びます。ご先祖様と一緒に永代供養を希望される場合には、永代供養の生前ご契約をし、法蔵寺境内墓地に限り今ある墓所を、ご契約者またはご契約者親族により更地にして返納していただきます。また、ご先祖様をまず永代にしたい場合には、ご先祖様の永代供養ご契約をしていただきます。後に個人の永代供養を希望された場合、別に永代供養のご契約をします。この場合、ご先祖様と法和殿内の同じ場所に安置することができます。ただし前記と同様に境内墓地に墓所がある場合は、墓所を更地にした後ご返納いただきます。いろいろ事情、条件が異なることと思います。まずはお気軽にご相談下さい。
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可能です。規約を守っていただければどなたでもご契約はできます。
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可能です。規約を守っていただければどなたでもご契約できます。
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ご契約をされている方に限り、葬儀をしてくれる家族親族がいないと確認できる場合、法蔵寺で斎場と本堂を利用し葬儀をいたします。その場合、葬儀にまつわる費用(葬儀お布施・戒名料など)は事前にお納めいただきます。葬儀内容や諸経費等もご相談に応じます。
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ご自身が亡くなった後の連絡先等を、何らかの形でわかる様にご自宅に残して下さい。どうにかしてご連絡をいただければ、あとは生前の話し合いの通りに進めさせていただきます。
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可能です。ご親族の了解を得た上で、永代供養のご契約をしていただきます。ご心配なくお預け下さい。
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予約はいりません。雅楽を聴くための料金はいただいておりません。
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車でも大丈夫です。駐車場に限りはありますので、可能な方は公共機関でお越し下さい。
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資格も経験も必要ありません。やりたい気持ちがあれば大丈夫です。年齢も性別も職業も問いません。いつでもご連絡下さい。
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のりがおか雅楽会に入会した後で、安価なものから手配できます。龍笛や篳篥は数千円から手に入ります。
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法蔵寺は現在29代目の住職です。
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法蔵寺では、年間を通してお焚き上げ(浄焚供養)を受け付けています。お電話かメール、またはFAXでお申し込みの上、縁起物をお持ち下さい。ただし、燃えないもの、燃やせないものはのぞいた状態でないと受付できません。(例:鈴、ビニール、針金、金具、瀬戸物、ガラスなど。ダルマは最下部に瀬戸を使用しているので、原則受付できません。瀬戸を除いた状態なら受け付けできます。)
また、法蔵寺年間行事のひとつ、「除夜の鐘」開催中は、原則無料でお焚き上げを受け付けています。お札やお守りなど1年お世話になった縁起物を、是非鐘をつきにお参りし、お持ち下さい(大型のもの、大量の場合、除夜の鐘時はご配慮ください)。なお事前お預かりはご遠慮いただいております。 -
朱印はございます。いつでもお申し出下さい。
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可能です。法蔵寺では多くの方とご縁を結び、そのご縁から更に多くのご縁につながることを喜びとしています。お申し出があれば、お受けするようにしています。その際には、お申し出のあった作品や技術にふさわしい環境や時期を一緒にお考えいただきます。遠慮なくお申し出下さい。なお、今までに、絵画、書道、絵手紙、写真、木目込み人形、手作り人形、ピアノ演奏、チェロ演奏、合唱、歴史講演、むかしかたり、各種専門分野の講演などのお申し出があり、ほとんどが法蔵寺で披露されました。まだまだお申し出をいただいております。
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はい。法蔵寺の境内や行事・イベントに関する写真や絵手紙、俳句など随時募集しています。どんどんお持ち下さい。また趣味や習い事での作品を掲示希望の場合には、改めてのご相談になります。いずれにしても、遠慮なくお話しいただければと思います。
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何もありません。写経をしたい、という気持ちだけお持ちになれば大丈夫です。基本的に『阿弥陀経』の写経をご用意していますが、『般若心経』など他のものを希望する場合、予約の際にお申し出ください。
なお、写経は正座にて行いますので、正座しても大丈夫な服装でお越しください。正座が辛い方には正座の補助具があります。椅子席希望の際には、予約時にお申し出ください。 -
法蔵寺に到着の際にお納めください。団体でご予約の場合には、まとめてご志納頂きます。領収書を発行いたします。なお納経料は、予約頂いた人数分でお納めいただいておりますのでご了承ください。
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お人により様々ですが、法蔵寺オリジナルの写経、『阿弥陀経』は、多少の休憩を入れつつ、ゆっくりと気持ちを込めて写経頂いても1時間程度で終わります。『般若心経』についてはお時間がかかりますので、希望の方はゆとりある日程でご計画ください。